こんにちは、カズタタンです。
いつの頃からか、街路樹に『ハナミズキ』が多く観られるようになりました。
庭にハナミズキを植えているお宅も多いです。
『ハナミズキ』は、花の時期、若葉の時期、紅葉の時期、そして真っ赤な可愛い実の時期と、一年を通して楽しめる期間が長いので人気があるのだと思います。
定期的に剪定をしているからでしょうか、それとも成長がゆっくりなのか、街路樹や庭の『ハナミズキ』は植えてある場所に相応しい大きさの樹木になっているようですが、広い公園で見られる『ハナミズキ』は大木と言える程大きく育っている木も多いです。
この公園の『ハナミズキ』も10メートル超級の大木で、のびのびと枝を広げ、誇らしげに花を咲かせていました。
空に向けて枝をのびのびと伸ばし花を広げる姿は、街路樹や庭と同じ樹木とは思えないほどです。
私の愛読書に「街の樹木 観察図鑑」菱山忠三郎著 があります。
その本によりますと『ハナミズキ』は、北アメリカ、メキシコ原産の落葉高木。
大正4年にアメリカから送られたのが最初(先に寄贈したサクラの返礼)とされる。
高さは5メートル〜12メートル。
と書いてあります。
また、花のように見えるのは総苞。つまり葉の変形したものだそうです。
ですが、花弁のように見える苞であろうと、やはり「ハナミズキの花」は綺麗です。
特に、花が開ききる前の姿は、大人になりきる前の少女のように可憐で美しい!
この写真の『ハナミズキ』は西日が当たって光り輝き、可憐さが増しています。
このような姿を見せてくれるのも『ハナミズキ』なのです。