今回は、NHK〈みんなのうた〉の中から、《いいな❗️》です。
昔から〈みんなのうた〉は好きで、お気に入りの作品はたくさんありました。
特に思い出のある〈みんなのうた〉の作品もたくさんありますが、最近、「なるほどなぁ、凄いなぁ!」感心した歌があったのでご紹介します。
それは、『超変身!ミネラルファーマーズ』という歌で、戦隊モノの主題歌のような作品です。
明るく伸びやかな鬼龍院翔さんの歌声は戦隊モノの歌にピッタリで、歌詞がストレートに耳にとどくおかげで、歌詞の内容と発想の良さが響きます。
「トランスフォーマー」という漫画・アニメ・映画がありますが、あれは地球外生命体のロボットが車などに変形する話ですよね。
この『超変身!ミネラルフォーマーズ』は、いろいろな鉱物(カルサイト・赤鉄鉱・スファレライト・石英・グラファイトなど)が変身してコンクリートや鉄やガラスやメッキや鉛筆の芯などになるという内容の理系の歌なのです。
「トランスフォーマー」と「ミネラルファーマーズ」
この名前の発想も洒落てて、なんともお見事だと思います。
ちなみに、この歌のアニメーションは、本物の鉱物の写真がキャラクターの戦士の顔になっていて、こんな綺麗な鉱物が自分のまわりにあるモノの素材なのかと改めて認識させられるし、勉強になります。
この感動モノの『超変身!ミネラルファーマーズ』を作ったのは作詞の桑原永江さん。
私は存じ上げませんでしたが、調べたら物凄い(作詞家・コピーライター)さんでした。
桑原永江さんのHPには作詞された、こどものうた・アニメ・特撮ソング・J−ポップ・合唱曲のリストがズラズラズラーーーっと並んでいて、私が知っている歌もズラズラとたくさんありました。
身の周りのモノの素材となる鉱物を題材にして歌を作るというのが凄いけど、「大地から生まれ 地球のために つくして つくすけど ときどき頑固がたまにキズ 」や「この世の暮らしの隅々で 毎日お役たち 」とか「オー プリーズ!見つけてごらん!」のフレーズは妙に心に沁みます。
もしも子供の頃に、この歌とアニメーションに接する機会があれば、モノの見方も少し変わり、ひょっとしたら理系女子になっていたかもと、思ったりします。
とにかく、桑原永江さん、天才的‼️
とっても感心したので、私はすっかりファンになりました。